前回までの経緯 ~ 定年退職後の再就職先にGS勤務を目指すために必要な資格として危険物取扱者の資格が必要と分かり、その試験内容について調べてみた~
今回は、受験するにあたり具体的な内容について決めた経緯について記事にしてみた。
危険物取扱者試験の種別
前回記事にした通り、危険物取扱者の資格として甲種・乙種・丙種の3つがあり、このうちGS勤務に必要な資格は、甲種および乙種第4類(以下、乙4)だと分かった。で、実際どちらを受験するかの問題だが、試験範囲や難易度からして乙4の方が合格の可能性が高そうである。
取り急ぎ資格取得を目的とするため、今回は難易度や勉強時間の観点から乙4の受験に決定する。
試験対策
勉強時間
危険物取扱者の勉強時間の目安はどれくらいか?大手通信教育の調べでは、乙4で40~60時間程度とのこと。試験科目は「危険物に関する法令(以下、法令)」、「物理・化学の基礎(以下、物化)」、「危険物の性質と火災予防・消化の方法(以下、性消)」の3科目。一応理系(化学専攻)大学卒のため、物化(高校レベル)と性消(ガソリンなどの引火性液体)は復習中心に勉強し、不慣れな法令を中心に平日1時間、土日2時間程度勉強できれば、最短1か月程度で合格ライン(3科目それぞれ6割以上の正答)に到達できそうである。
参考書
口コミなどを参考に、短期集中で要点だけをまとめた参考書を探していたところ次が評判よさそうだったので購入した。
宣伝通り、視覚を使った図表中心に要点がまとめられているので、文字の羅列を暗記するのが苦手な自分でも短期集中で勉強できそうである。ただし、練習問題や模擬試験などの答練が少ないので、ネット上で別途試験問題をさがしてみようと思う。
受験資格・試験日・試験会場
受験資格が必要なのは甲種のみ。その他については、だれでも受験可能。
乙4の試験回数は、各都道府県毎で異なり、年2回以上(東京都はほぼ毎月)実施されている。 試験は自分の居住地に限らず、どこで受験しても大丈夫のようだ。ただ、後々の手続き(合格時の免許取得申請など)で証紙の入手などが必要となる場合があるため、居住地や勤務地など利便性のいい都道府県での受験がいいのではないか。
受験日や受験地などについては、以下の「一般財団法人 消防試験研究センター」に詳細が掲載されているので、一読してもらいたい。
受験申請
受験申請は、「書面申請(願書による申請)」と「電子申請(インターネットによる申請)」のいずれかの方法で行う。甲種の受験資格の確認書類を必要としない場合には、電子申請が可能である。今回はスマホだけで手続きが完結する電子申請を選択した。なお、電子申請をするにあたっては、いくつかの条件があるので注意されたい。
振込手数料
乙4の受験料は4,600円だが、別途振込手数料230円が必要である。
受験票印刷のためプリンターが必要
受験申請は、スマホでも可能(自分もスマホで申請した)だが、後日発行する受験票は自ら印刷する必要がある。このため印刷用のプリンターが必要となる。自宅、勤務先、コンビニなどのプリンターを利用できる環境があることを確認したうえで利用したい。
まとめ
今回は、危険物取扱者試験の乙4受験に向けて受験申請の手続きまでを記事にした。これから試験本番に向けて勉強を始めるので、試験問題やポイントなど気が付いた点を次回の記事にしてみようと思う。
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