前回までの経緯
~ 【決意編】~
~ 【試験対策~受験申請編】~
今回は、実際に受験してきた体験談~合否結果までを記事にしてみた。今回が最終章。
学習実績
本試験はR6.2.18。試験までの約1か月間で、参考書を2~3回通読して、そのあと模擬試験問題を2回程度、後は間違った問題を中心に繰り返し解いてみた。
「物理・化学の基礎」はそこそこ自身があり、また「危険物の性質と火災予防・消化の方法」の危険物はある程度知識があったりなどあって、馴染みの薄い「危険物に関する法令」の問題を中心に解くことに集中した。
練習問題は、消防試験研究センター公式HPの過去問(解説なし)、参考書の付録(解説あり)、およびWEBで見つけた乙4の練習問題(解説あり)をそれぞれ利用した。
結局、平日昼休みに1時間弱、土日祝日で1時間半程度、1か月間で凡そ30時間程度の勉強時間を確保した感じである。
いざ試験会場へ
今回私が受験したのは大阪会場(阪大豊中キャンパス)。阪大を訪れるのは初めてだったが、試験会場までとんでもない坂道を延々上り続けるのは結構きつかった。阪大の学生は通学大変だろうなと余計な心配をしつつ試験会場にやっとの思いでたどり着いた。
試験会場は受験科目によって、分かれているようで、私が受験する乙4の試験会場はざっと2~3百人程度収容できそうな大講義室。試験開始30分前に入室すると、すでに9割方の受験者で埋め尽くされていた。結構若い人が多く女性の受験者は約1割程度とかなり少ない印象だった。
日頃から腕時計をしないため、試験会場に時計がなかったのは少し焦ったが、制限時間に余裕を持って解答できたので問題はなかった。
試験内容
試験はマークシート方式による5択問題。試験内容は見慣れた問題もあったが、練習問題に若干隔たりがあったのか少し悩んでしまう設問もチラホラ。単純に正否を問う5択が6割程度で、残りの出題形式が、穴埋めの正しい表記を問う5択や、正しい(間違った)ものを挙げているのは何個あるかを問う5択などがあり、即答が難しいものも出題されていた。
自信のある解答が各科目で6割程度あり、あやふやな設問は感に任せて解答。試験時間(2時間)を大幅に残し、約40分で試験会場を退出した。
ちなみに、合格発表(WEB)は3月7日。約3週間後ってかなり遅い気がする。マークシート解答なんだから、もっと早くに結果出してもいいのではないか。
合格発表~合否結果
3月7日正午からWEB上で合格発表があり受験番号と照合した結果、見事合格。
法令の合否ライン6割が微妙だったので、多少不安だったが何とか合格できて安心した。後日、合格通知が郵送で送られてくるらしい。これであと免状の交付手続きをして手元に届けば、晴れて危険物取扱者としてGS勤務が可能となる。
まとめ
試験では、少しひねった問題も散見されたが、基本問題(頻出する問題)が6割程度出題されているようなので、そのような問題を確実に正答できれば、合格も難しくないとの感想。特に理系で化学を専攻した経験があれば、「危険物に関する法令」を中心に勉強すればいいので、1週間程度の短期集中で合格を目指すのも可能だろう。
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